東証に上場しているNYダウ指数に連動するETFの一覧とおすすめ2選を紹介します。
NYダウ指数に分散投資したい、米国市場でなく東証に上場するETFを探している人は必見です。
国内ETFはこちらの記事で総まとめしています。

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- 本ブログの運用実績に偽りはありませんが、その他の投資に関する情報は個人的見解を含みます。投資に関する決定は自らの判断と責任で行っていただきますようお願いします。
※ 各数値等は最新のものをご自身でご確認いただきますようお願いいたします。
NYダウ指数とは
間違っていてはいけないので引用で。
NYダウ(ダウ・ジョーンズ工業株30種平均)は、米国の株式市場を左右する業界における有力企業30銘柄で構成された代表的な株価指数です。いわゆる伝統的な「工業株」に限定されるものではありません。
ダウ・ジョーンズ工業株30種平均は米国市場全体を計る基準として使われ、金融界、技術産業、小売業、娯楽産業、消費財市場と様々な業種からなります。
参照元 東証マネ部!
NYダウに連動する国内ETFのおすすめ2選
先におすすめ2選から紹介します。
一覧は後ほど。
(個人の見解です。必ず自分で確認しましょう。)
コード | 名称 | 信託報酬 (税抜き) | 純資産額 (2021.12.30) | 最低購入価額 (2022.2.3) |
1546 | NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信 | 0.30%以内 | 281.2億円 | 39,860円 |
2562 | 上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり | 0.30%以内 | 319.3億円 | 30,700円 |
為替ヘッジが不要ならNEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(1546)。
為替ヘッジがほしいなら上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり(2562)。
信託報酬はS&P500指数に連動するETFに比べるとまだまだ大きいですね。
ちなみにS&P500指数に連動するETFは低いもので0.078%程度です。
為替ヘッジとは
通常、外国株式や外国債券の取引を行うときに、購入時と売却時の基準価額が同じあれば損益は発生しないと思うかもしれませんが、実はそうではありません。
理由は為替の影響を考慮する必要があるためです。
購入するときよりも売却するときに、円の価値が下がっている(円安)のであれば利益が発生するし、円の価値が上がっている(円高)のであれば損失が発生します。
これら為替の影響を受けないように運用してもらうのが「為替ヘッジあり」になります。
ただし、為替ヘッジを行う場合にはコストがかかる場合があります。
このコストは実際に私たちが支払うわけではないため目に見えませんが、信託財産から差し引かれているため、基準価額にマイナスの影響を与えていることに注意が必要です。
NYダウに連動する国内ETFの一覧
実は国内市場に上場しているNYダウに連動するETFは3つしかありません。
おすすめ2選もおすすめというより選択肢がないというのが正しい気が。。
コード | 名称 | 信託報酬 (税抜き) | 純資産額 (2021.12.30) | 最低購入価額 (2022.2.3) | 分配金利回り | 分配金回数 | マーケットメイカー | 管理会社 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1679 | Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信 | 0.50%程度 | 14.5億円 | 35,200円 | 1.7% | 1回 | シンプレクス・アセット・マネジメント | |
1546 | NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信 | 0.30%以内 | 281.2億円 | 39,860円 | 0.75% | 1回 | 〇 | 野村アセットマネジメント |
2562 | 上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり | 0.30%以内 | 319.3億円 | 30,700円 | 0.96% | 2回 | 〇 | 日興アセットマネジメント |
純資産総額が100億円を割っているものは乖離率が大きくなる可能性が高く、償還のリスクもあるため、長期運用する上では避けるのが無難ですね。
また、長期運用であれば分配金利回りも考慮する必要はないかと思います。
長期運用で大事な項目は信託報酬。
NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(1546)、上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり(2562)が同程度の信託報酬。
為替ヘッジの有無でどちらがいいか決めましょう。
マーケットメイカーとは
本制度において、当取引所は、申請をもとに銘柄ごとにマーケットメイカーを指定し、指定を受けたマーケットメイカーは、気配提示義務を履行することで、インセンティブ(報酬)を得ることができます。マーケットメイカーが気配提示義務を履行することによって、対象のETFに対して、需給動向を踏まえた公正な価格で、十分な量の気配が提示されることになり、投資家の皆様が売買をしたいタイミングで、より良い価格で売買する環境を提供できるようになります。
日本取引所グループ マーケットメイク制度の概要
と言っても少し分かりにくい気がするので東証マネ部の記事のリンクを貼っておきます。
こちらの方が分かりやすいかと。
まとめ
今回はNYダウ指数に連動する国内市場に上場しているETFを紹介しました。
国内市場に上場している、米国株に分散投資するETFを探している人の参考になればと思います。
せっかくETFでの運用をするなら、それをもっと活用する代用有価証券FX
があります。
興味がある方はこちらもどうぞ。


代用有価証券FXの始め方はこちらで紹介しています。


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