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【失敗談】NISA(成長投資枠)でなぜ金投信を買ったのか
新NISAが始まりはや4か月。
既に成長枠を埋めた人もいるでしょうし、まだまだこれからという方もいらっしゃるかと思います。
今回は新NISA(成長投資枠)で純金価格に連動する投資信託を買って失敗したかもというお話です。
この記事を書いている人
- メインは代用有価証券FX×ETF積立で1,500万円以上運用
- NISA、iDeCoでの投信積立、暗号資産積立など分散投資
- 元税務署職員/FP2級
- 30代夫婦・2人の子ども/持ち家ローン有り
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NISA(成長投資枠)でサクッと購入したサクッと純金(失敗談)
私が新NISAで購入している投資商品は次のとおりです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)(愛称:サクっと純金(為替ヘッジなし))
- [2621]iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)
つみたて投資枠でオルカンを購入し、成長投資枠でオルカンも含めた上記3つを購入しています。
残りの成長投資枠は4月下旬の今日時点で残り60万円程度です。
オルカン一本やS&P500一本という人も多くいますが、そこそこ運用資産が増えてきたなと感じていた私は資産クラスの分散を考え、債券、金に連動する投資信託を購入することを決めていました。
現在の運用状況は次のとおりです。
債券は米国の今後の利下げを見込み20年超米国債に連動するETF[2621]です。
利下げまでの期間の見込みが甘く、10%以上の含み損を抱えてるわね。
しかし、数年での価額上昇を期待して購入しており、保有していればそこそこ高い分配金が入ってきます。しかも、NISA(成長投資枠)のため非課税、いわば目論見通りです。
一方のサクっと純金(為替ヘッジなし)、純金価格に連動する投資信託です。
購入し始めたタイミングは良くって、現時点で20%以上の含み益ね。
それでも失敗と感じているのは、金自体に成長はなく、利息や配当を生まないからです。
そもそもの純金の投資信託の購入理由は資産クラスでのリスク分散と、多少の価値の上昇です。
保有することに重きを置いているため当面売却する予定もありません。
それならわざわざNISA(成長投資枠)で購入する必要もなかったかなと感じています。
もちろん、投資信託やETFとしての価額の上昇に重きを置いている人であれば、NISA(成長投資枠)で購入することに何の問題もないかと思います。
大事なのは、自身がその投資商品を保有する理由に保有する口座が適合しているかという点です。
NISA(成長投資枠)で購入すべき投資商品
そして今、個人的にNISA(成長投資枠)で購入すべきと思っている投資商品、それは王道ですが株式なり債券なり成長を期待するものです。
王道すぎて突っ込むところがないわ。
ただし、これはNISA(成長投資枠)を株や債券で使い切れる場合に限った話です。
成長はない金と言えど、長期での価値の上昇は多少期待しています。
NISA枠を使いきるほどの投資が難しい場合にあえて特定口座で購入する必要はないでしょう。
私は投資信託のサクっと純金を月1万円購入しています。
NISA口座では引き続きオルカンや米国債券をメインに購入していきますが、1年間での投資額を見込みながら、NISA枠を全額埋めれそうならサクっと純金は特例口座で、NISA枠が余りそうならNISA口座で購入していこうと思っています。
NISA(成長投資枠)の基本は、自分が成長を期待している個別株なりインデックスファンドなりに投資していきましょう。
特定口座を上手に使おう
NISA枠での投資は十分に考えている人が多いと思いますが、特定口座の利用を考えている人は少ないのではないかと感じています。
失敗談を語る者が言うかね・・・
新NISAが始まり、NISA枠の上限金額は増えましたが、それでも特定口座を使う場面は2つあると考えています。
資産クラスでの分散銘柄の購入
おススメの特定口座の使い方の一つ目。
資産クラスでの分散をしたい場合に、特定口座で金投資信託や金ETFを購入することです。
先ほど言ったとおり、金自体に成長はありません。
NISA枠を全額埋める資金力があるなら、株式などの成長が期待できるものに充てた方がいいよね。
資産クラスでの分散を考えて金価格に連動する投資信託やETFを購入するのであれば、特定口座でいいのではないかと考えます。
投資資金の余剰分の利用
基本的に投資に回していいお金は、投資に回しておくべきと考えます。
中には、「生活資金は確保済みで、投資に回せるお金はまだある」けど、「来年のNISA枠での購入のために取っておこう」という方もいるかもしれません。
しかし、投資に回せるお金があるなら来年のNISA枠を待つまでもなく、特定口座でも購入する方がよいと考えています。
個別株やインデックス投資をしている皆さんは、共通して利益成長を期待して投資をしていることでしょう。
長期でのインデックス投資は負けないと言う話を信じた上で投資している人も多いかと思います。
私もその一人。そうであればNISA口座だろうが、特定口座だろうが待っている期間がもったいない、さっさと特定口座で購入してしまいます。
年が明けてNISA投資可能額ができれば、特例口座での株式などを売却してNISA口座で買い直してもいいのです。
特定口座の株式・ETFの活用
特定口座で株式やETFを保有しているなら、それらを活用してFXもできます(代用FXと言います。)。
私は約2年半ほど続けており、FXで得た利益でさらに株式を購入しています。
代用FXの概要は次の記事で紹介しています。
運用実績も毎月更新しているので興味ある方はそちらも見ていただけると嬉しいです。
まとめ
今回は、私がNISA(成長投資枠)でサクッと純金を購入して後悔している話を紹介しました。
NISA口座では文字通りの成長を期待するものの購入に充てることをおススメします。
NISA(成長投資枠)での購入銘柄を悩んでいる方に少しでも参考になれば幸いです。
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