最近知名度が上がってきた代用有価証券FX。
今回は代用有価証券FXができるSBI FX αのメリット・デメリットを紹介します。
代用有価証券FXをするFX会社を悩んでいる。
SBI証券で株やETFをやっていてFXにも興味がある。
代用有価証券FXについてはこちらの記事で紹介しています。

最新の代用有価証券FXの運用実績はこちらで紹介しています。

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- 本ブログの運用実績に偽りはありませんが、その他の投資に関する情報は個人的見解を含みます。投資に関する決定は自らの判断と責任お願いします。
代用有価証券FXをSBI FX αでやるメリット・デメリット
まずは結論から。
では、その理由などを紹介してきましょう。
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SBI FX αとSBI FXトレードの違い
SBI FXと聞いてまず注意したいのが、『SBI FX α』と『SBI FXトレード』の違いです。
『SBI FX α』は「株式会社SBI証券」が提供するサービス。
『SBI FXトレード』は「SBI FXトレード株式会社」が提供するサービスです。
どちらもSBIホールディングス株式会社のグループ企業ですが、口座開設は別々でする必要があります。
そして、今回取り上げている代用有価証券FXができるのは、SBI証券が提供するSBI FX αです!
間違えないようにしましょう!
既にSBI証券の口座を開設済みの方は、SBI証券の画面から行います。

SBI証券の口座を開設をしていない方は、まずはSBI証券の証券口座開設から行い、それからFX口座の開設という流れになります。
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代用有価証券FXをSBI FX αでやるメリット

ここで代用有価証券FXをSBI FX αでやるメリットを紹介していきます。
代用有価証券FXができる
代用有価証券ができるFX会社は数少ないです。
(知っている限りSBI FX α、DMM FX、マネーパートナーズ、auカブコムFXの4つ)
代用有価証券FXをやりたい方にとってSBI FX αは大いに選択肢となります。
代用できるのは国内上場株式のみ。
代用評価額は一般的、原則前営業日の時価評価額に70%を乗じた価額です。

取引単位が1,000通貨から
取引が1,000通貨単位からできるのは、少額からFXをしたい方にとって大きなメリットです。
先述の4社の中で1,000通貨から取引可能なのはSBI FX αとauカブコムFXだけです。
ただし、SBI FX αで1,000通貨からできるのは次の6通貨ペアのみなので注意しましょう。(ミニ取引、SBI FXミニ)
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ポンド/円
- 豪ドル/円
- NZドル/円
- 南アフリカランド/円
1,000通貨から取引できる通貨ペアが多いのはauカブコムFXの13通貨ペアになります。
1,000通貨単位で取引がしたい方で上記の6つの通貨ペア以外で取引がしたい方はauカブコムFXを確認してみましょう。
通貨ペア数が28つ
取引単位が10,000通貨(一部100,000通貨)からであれば、SBI FX αの取扱い通貨ペアは28つ。
先述の4社の中では、マネーパートナーズの24通貨ペアを抜いてトップの通貨ペア数です。
これだけの通貨ペアの取扱いがあれば、取引したい通貨ペアはほぼ網羅されているのではないでしょうか。
スワップが優秀
SBI FX αはスワップにも力を入れているようです。
DMM FXはスワップが魅力と自社サイトで謳っていますが、SBI FX αのスワップは先述の4社の中では、DMM FXに次ぐ良好さです。
主な通貨ペアのスワップをまとめておきます。
SBI FX αとDMM FXに比べるとマネパとauカブコムFXのスワップはかなりキツいと言わざるを得ません。

FXをトラリピ(トラップ&リピート、裁量でなく、事前に決めたレートで売買する方法)という方法で売買する予定の方は、ポジションを長期保有することもあるため、スワップの良し悪しが成績に直結します。
トラリピを考えている方はスワップに力を入れているFX会社を選ぶことをおすすめします。
入出金手数料が幅広く無料
FXで入出金することは頻繁にあるため、ストレスなく行いたいところ。
ましてや証拠金維持率が下がっていて急遽入金したい場合には尚更です。
SBI FX αではSBI証券口座からの振替による入金となります。
ではSBI証券口座への入金方法ですが、即時入金とリアルタイム入金という方法であればすぐに入金が反映され、手数料が無料です。
- 即時入金
-
金融機関:SBI証券が提携している金融機関13つ(2022.3時点)
方法:インターネットバンキングを利用して入金(提携金融機関のネットバンキングの登録が必要)
利用時間:24時間(メンテナンス時間を除く。)
- リアルタイム入金
-
金融機関:SBI証券が提携している地方銀行など27つ(2022.3時点)
方法:SBI証券のサイトから口座振替の登録をしておけば入金可能(提携金融機関のネットバンキングの登録不要)
利用時間:各金融機関の利用可能時間内(メンテナンス時間を除く。)
DMM FXのクイック入金(提携金融機関は約340)と比べると見劣りしますが、それでも無料で入金可能な金融機関は多いほうです。
即時入金とリアルタイム入金ができない場合は手数料負担が必要な銀行振込になります。
FXに限らず主要な金融機関でのインターネットバンキングは利用できるようにしておくことをおススメします。
ちなみに出金手数料は当然無料です。
サイト・アプリが使いやすい
意外と重要なのがサイトやアプリの使いやすさ。
使いにくい場合の日々のストレスは精神的によくありません。
最悪の場合、取引にも影響が出ます。
その点、SBI証券はネット証券No1の呼び声も高く、株やETFを取引する上で、サイトやアプリの使いやすさはお墨付き。
FXにおいても、アプリの見やすさや使いやすさは十分です。
参考にいくつかの画像を掲載しておきます。




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代用有価証券FXをSBI FX αでやるデメリット

続いて代用有価証券FXをSBI FX αでやるデメリットや注意点を紹介します。
完全な代用有価証券FXはできない
一番重要と思われる点を一つ目にもってきました。
SBI FX αの代用有価証券FXは、現金を入れずに株式だけでFXをするのは困難です。
その理由はこちら。

何やら難しく書かれています。
要約すると評価損益30万円分の現金が必要ということになっています。
つまり、評価損分の現金は必ず入金が必要になります。
一応、評価損の方が現金を上回ってすぐに入金が必要というわけではありません。

しかし、現金を入れずに株式だけでFXをしたいという人にとっては受け入れがたいデメリットになります。
現金を入れずに代用有価証券FXをしたい場合には他の3社を利用する必要があります。
1,000通貨取引の通貨ペアが少ない
1,000通貨単位から取引できるというメリットでも述べましたが、1,000通貨単位で取引できる通貨ペアは次の6つに限られている点に注意しましょう。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ポンド/円
- 豪ドル/円
- NZドル/円
- 南アフリカランド/円
1,000通貨単位の取引をメインとしたい方はauカブコムFXの方がおススメです。
逆に上記6通貨ペアの中にメインで取引したい通貨ペアがあるのであれば、auカブコムFXよりもSBI FX αの方がおススメです。
なぜなら、先ほど紹介したとおりスワップの条件がSBI FX αの方が優秀だからです。
スプレッドは普通
デメリットというほどでもありませんが、スプレッドはSBI FX α、DMM FX、マネーパートナーズ、auカブコムFXいずれも大きく変わりがありません。
通貨ペアにより差異がありますが、取引量がかなり大きい場合を除き気になるほどではなさそうです。

株で信用取引をしていると代用有価証券FXを利用できない
一番注意しておきたいのが、こちら。
SBI証券で株の信用取引をしていると代用有価証券FXを利用できません。
保有していなければいいというわけでもなく、信用取引口座が開設されていれば、代用有価証券FXの申込みができないようになっています。
株の信用取引が必須なのであれば、代用有価証券FXを諦めるしかありません。
逆に株の信用取引を止めてもいいのであれば、信用取引口座の閉鎖を行えば代用有価証券FXの申込みができます。
信用取引口座の閉鎖は電話での申込みになっています。

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まとめ

少し長くなったのでまとめましょう。
代用有価証券FXをSBI FX αでやるのが向いている人はこんな方です。
- 1,000通貨で取引したい。
(米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、南アフリカランド/円に限る。) - 10,000通貨でもいいから多くの通貨ペアで取引したい。(取扱い通貨ペアは28つ)
- スワップも重視したい。
- 入出金手数料をかけたくない。
- サイトやアプリの使いやすさも重視したい。
- 評価損分の現金は用意できる。
- 株で信用取引をしなくてよい。
SBI証券の口座を持っていない方は、まずは無料の口座開設からしておきましょう。
SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ代用有価証券FXの各社の比較はこちらで紹介しています。

記事中に出てきた他の代用有価証券FXができるFX会社はこちらで紹介しています。
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