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FXとは?これだけは覚えておきたいFX基礎知識
FXをやったことがない人、初心者が最低限に知っておきたい基礎知識だけを紹介します。私が実際に利用しているDMM FXの画面も使いながら、かなり嚙み砕いて説明します。
FXって何?って方だけ見てください。知っている人は見る必要なし!
- FXの概要
- FXをする上で最低限に必要な知識
- 画像はタップして拡大できます。
- 本ブログの運用実績に偽りはありませんが、その他の投資に関する情報は個人的見解を含みます。投資に関する決定は自らの判断と責任で行っていただきますようお願いします。
FXとは?
FXとは外国為替取引
よく聞くFXって何なのさ
どうしていきなり怒りぎみ。。。
FXって危険なんでしょ?
横文字ばっかでよく分からないし!
FXがどういったものかきちんと知った上で危険かそうじゃないかを判断しようね。
FXとは「Foreign Exchange」の略称で、「外国為替取引」のこと。外国為替取引とは、通貨の売買のことです。
通貨の売買とは・・・
円でドルを買いたいとき
1ドル100円のとき(円高)→100円を出して、1ドルをもらうことができる。
1ドル110円のとき(円安)→110円を出して、1ドルをもらう。
円安のときの方が、1ドル買うのに多く日本円が必要だね!
円が安いから多く日本円を出さないと1ドルを買えないんだ。
ドルで円を買いたいとき
1ドル100円のとき(円高)→1ドル出して、100円をもらう。
1ドル110円のとき(円安)→1ドル出して、110円をもらうことができる。
円安のときの方が、同じ1ドルを出しても110円もらえるようになってお得だね!
円が安いから同じ1ドルでも多くの日本円を受け取ることができるんだ。
FXとは少額で資金で取引可能
FXは外国為替取引=通貨の売買のことですが、最近では、「外国為替証拠金取引」を示すことが一般的になっています。
横文字だけでなく日本語でも難しいことを言ってる!
「外国為替取引」と「外国為替証拠金取引」の違いは、外国為替取引を“証拠金”で行うかどうかという点です。
証拠金とは、相手にいつでも取られていいような状態にした人質です。
例えば、人質で40,000円渡しておくことで最大25倍の1,000,000円の通貨の売買を行うことができます。少額資金で多額の取引ができることをレバレッジが効いていると言います。
どうしてそんなことができるのよ!
差金決済という取引方法がとられているからだよ。
差金決済とは・・・
FXは、例えば日本円で米ドルを買ったら(新規売買)、将来必ず米ドルで日本円を買い直すこと(反対売買=決済)が想定されています。
決済されることが前提のため、総取引の金額を受け渡すことなく、利益や損失の差額だけ受け渡しだけすればいいことになっています。
例えば1ドル100円のときに10,000通貨買って、1ドル101円のときに売却した場合。
本来動くお金の流れは、1,000,000円で購入(手放し)して、1,010,000円で売却(返ってくる)する。
これが、40,000円を担保にしておくことで、1,000,000円を手放すことなく、10,000円だけ返ってくるようになります。
つまり、損益の差額だけお金が移動する、これが差金決済です。
FXとは24時間取引が可能
FXは基本的に取引所が存在せず、買いたい人、売りたい人がそれぞれ個々に取引を成立させるような仕組みになっています。
このため、株式のように9時から15時と決まった時間がありません。土曜日、日曜日、1月1日以外は24時間取引が可能です。
つまり、自分のライフスタイルに合わせて、好きな時間に取引が可能となっています。
いつでもお金儲けができるってことね。
その分いつでも損する可能性があるということを忘れないでね!
FXで利益を出す方法
利益の出し方は大きく2つ、為替差益とスワップポイントです。
為替差益
先ほどの差金決済の例が為替差益のことです。
例えば、1ドル100円で買い、1ドル110円で売った際には、1通貨あたり10円の利益。
10,000通貨あたり10円×10,000通貨=10万円の利益となります。
また、FXでは売りから始めることも可能です。
1ドル110円で売った後に、1ドル100円で買い戻します。
これも10,000通貨あたり10円×10,000通貨=10万円の利益ですね。
どうしてさっきから10,000通貨で話をするのよ。
多くの取引所では10,000通貨からの取引になっているんだよ。
えーっっ、そんなに多くの数で始めないといけないの!?
最近は1,000通貨や1通貨からの取引に対応しているところも増えてきたよ。
それを早く言いなさいよ。
各社の最低取引単位をLotと言います。
例えば、DMM FXは最低10,000通貨からの取引→1Lot=10,000通貨。SBI FXトレードは最低1通貨からの取引→1Lot=1通貨です。
スワップポイント
スワップポイントとは、2国間の通貨の金利の差のことです。
具体的には、高金利の通貨を買って(低金利の通貨を売って)、そのポジションを翌営業日に持ち越す場合に、スワップポイントの受け取りが発生します。
ポジションを翌営業日に持ち越すことをロールオーバーと言います。
逆に、高金利の通貨を売って(低金利の通貨を買って)、そのポジションをロールオーバーした場合にはスワップポイントの支払いが発生します。
高金利通貨ペアの代表はメキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラだよ。
また、次の3つの特徴だけ覚えておきましょう。
- 同じ通貨ペアでもFX会社によってスワップポイントは異なる。
- スワップポイントは日々変動する。
- 土日は付与されないが、土日の分はどこかの平日(FX会社により異なる曜日)に付与される。
スワップ重視の取引をする方は上記3つを確認して、スワップポイントに力を入れているFX会社を選ぶようにしましょう。
代用有価証券FX
通常、FXは現金を担保にFXを行います。しかし、代用有価証券FXを提供しているFX会社であれば、株式を担保にFXが可能となっています。
つまり、株式のメリット(株価の値上がり益、配当、株主優待)を同時に狙うこともできるのです。
代用有価証券FXについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
FXの手数料
FXに必要な手数料は主に次のように分けられます。
口座開設手数料 | 口座開設時に必要となる手数料。ほとんどのFX会社で無料。 |
入出金手数料 | インターネットバンキングの利用ができる提携金融機関であれば無料。 それ以外は所定の手数料がかかる。 |
出金手数料 | ほとんどのFX会社で無料。 |
売買手数料 | 売買する際にかかる手数料。ほとんどのFX会社で無料。 |
スプレッド | 売値と買値の差で実質の手数料。FX会社により金額が異なる。 |
ロスカット手数料 | ロスカットする際に必要な手数料。ほとんどのFX会社で無料。 |
ほとんとの手数料が無料ですが、一番気にすべきなのがスプレッドです。
スプレッドとは買値と売値の差でFX会社が儲けるところ。
つまり私たちの敵ね。
私たちは同じタイミングで買いと売りをしても、スプレッド分だけコストがかかります。
スプレッドもFX会社により異なるため、取引回数が多い運用方法をとるならスプレッドが小さいFX会社を選ぶことも重要です。
例えばDMM FXのスプレッドは次のようになっています。
実際に1回の取引でどのくらいの手数料になるか計算してみましょう。
代表的な米ドル/円のスプレッド0.2銭だと
10,000通貨(取引単位)×0.2銭(=0.002円)=20円
これがユーロ/NZドルの3.5銭だと
10,000通貨(取引単位)×3.5銭(=0.035円)=350円
1回の取引であれば大したことないように思いますが、頻繁に取引するのであれば大きな手数料になってきますね。
なお、取引量が極端に少ない場合(取引開始直後など)や多い場合(経済指標発表直後)などはスプレッドが大きくなるため注意しましょう。
僕は最初はこのことを知らずに、スプレッド4.0銭(=400円)くらいで平気で取引してしまっていたよ。
おバカよ。
取引するたびにマイナス400円くらいからスタートするため、これでは取引するたびに大赤字です。皆さんは最初からこんなことにならないように注意しましょう!
まとめ
今回は初心者が最低限に知っておきたい基礎知識だけを紹介しました。
簡単にまとめます。
- 利益の出し方・・・為替差益・スワップポイント
- 取引時間・・・土日、1月1日以外の24時間
- 手数料・・・スプレッド(買値と売値の差)
FXをやってみようかと思っている方の一助になればと思います。
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