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【運用資金30万円】S&P500を代用したAUD/NZDトラリピを始動

これまで代用有価証券FXの有用性について発信してきました。
しかし、どうも効果が分かりづらい。もちろん有用性があると思っているため続けてますが、代用有価証券FXを知らない人でももっと分かりやすくできないか、効果を視認しやすくできないか、そういう気持ちで私自身シンプルな運用を開始することにしました。
通貨ペアは、トラリピで絶大な信頼を獲得しているAUD/NZD(通称オージーキウイ)。
運用設定は、マネースクエアからの情報を最大限活用できるように、マネスク世界戦略のレンジ。
FX会社は代用有価証券FXを提供かつ少額1,000通貨単位でいけるauカブコムFX。
これでいきます。
最高な結果となるかは分かりません。ただどうしてもやってみたい。
結局、自分の代用有価証券FXトラリピの運用設定の紹介ですが、「代用FXをやってみたい!」と思っている方でも始めることができるような内容にしています。ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いている人

- メインは代用有価証券FX×ETF積立で1,500万円運用
- 積立NISA、iDeCo、暗号資産積立など分散投資
- 元税務署職員/FP2級
- 30代夫婦・2人の子ども/持ち家ローン有り
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運用方法とバックテスト結果
まずは運用方法と期待する結果を紹介します。
- インデックス投資がメイン、トラリピがサブの位置づけ
- 初期投資元金30万円、月1万円追加入金でETFを積立購入するインデックス投資
- 初期投資元金30万円のうち、20万円でETFを購入、10万円を現金保有
- 初期の代用FX証拠金=株式評価額の70%+現金=20万円×70%+10万円=24万円
- 代用FXでトラリピを行い、確定利益でもETFを購入
- インデックス投資には、S&P500に連動するETF(1655)を利用
- 代用FXトラリピには、AUD/NZDを利用
10年の運用で投資元金150万円が、259万円(249万円のETF・10万円の現金)になる。
- 運用開始から最後までトラリピの通貨数やトラップを追加しない場合を想定
- トラリピの通貨数又はトラップを追加していく場合(リスクを一定に保つ)は上振れ
こちらがトラリピのバックテスト結果です。トライオートFXで試算しています。(タッチで拡大できます。)

推奨証拠金21.4万円で運用開始時の証拠金24万円以内に抑えています。3年間で約21万円の確定利益、評価はVery Goodとふつー。代用している株価の下落も想定すべきなため、攻めすぎないように気を付けます。

それでも、3年で98%の収益率、インデックス投資と比べたらバグった利回りね。
ただし、あくまでバックテスト、参考程度なのでご注意ください。



そして、代用FXの運用のメインは株式です。今回の場合、インデックス投資に用いるETFが主役です。
最終的に株価+現金が投資元金よりも増加することがゴールです。しかも、純粋なインデックス投資に勝る必要があります。
そこで「インデックス投資のみ」と「インデックス投資×代用FXトラリピ」のゴールを比較します。仮にインデックス投資の利回りを年4%としました。(使用したシミュレーションツールはこちら→三菱UFJ国際投信 つみたてステーション)
インデックス投資のみ(初期30万円、月1万円の積立、期間10年)
「初期投資元金30万円」でETFを購入、「月1万円の追加入金」でもETFを購入する場合を想定しています。


投資元本150万円に対して約191万円、ほったらかし投資、十分な結果です。
インデックス投資×代用FXトラリピ(初期20万円、月1.5万円の積立、期間10年)
初期投資元金30万円のうち「20万円」でETFを購入、10万円の現金を温存、「月1万円の追加入金」+「月0.5万円のトラリピ確定利益」でETFを購入する場合を想定しています。


月0.5万円の確定利益は、先ほどのバックテストの期間損益から算出しています。
3年で21万円の確定利益=1年で7万円=月0.58万円≒月0.5万円
投資元本150万円(実際の入金額、トラリピの確定利益は除いています。)に対して約249万円の結果です。初期投資元金で10万円の現金を温存しているため、合計259万円。インデックス投資のみよりも良好な結果です。



かなり安易な想定ね。運用資金からすればトラップ数も多くはないし、安定して月0.5万円利益確定するわけではないことは知っておかないとね!利益確定0円の月もあれば、1万円の月もあり振れ幅は大きいはず!



するどい!ただし、このシミュレーション結果は、初期投資30万円に合わせたトラリピの通貨数やトラップ数を据え置いた場合です。リスクを一定に保ち、運用額が大きくなるにつれてもう少しトラップ数を増やすのであれば、かなりの上振れを想定できます。
これらの結果から、インデックス投資<インデックス投資+代用FXトラリピであると信じて運用していきます。
(注意点)
積立シミュレーションは、本来、投資信託を定額で購入した結果(現金を全て購入に充てることができる状態)を想定しています。しかし、ETFは定額購入ができず単元購入となります。その分、どうしても積立額が変動し、上記の結果とは大きくずれてきます。
では、トラリピ運用設定とインデックス投資の運用内容を詳しく見ていきます。
AUD/NZDのトラリピ運用設定
トラリピ運用設定の概要
初期の運用資金は30万円です。初期運用資金のうち、20万円でETFを購入、10万円を現金保有とするため、代用FXでの証拠金は24万円です。



30万円全てを株式に充てると評価額の減の影響が大きく、証拠金維持率の変動が大きすぎます。一部現金とすることで証拠金の変動を抑えます。
これを元にしたAUD/NZDのトラリピ運用初期設定はこちらです。
通貨ペア | 区分 | 通貨数 | レンジ幅 | トラップ幅 |
---|---|---|---|---|
AUD/NZD | 買い | 0.2万通貨 | 1.010~1.070 [600pips] | 0.004 [40pips;16本] |
売り | 0.2万通貨 | 1.074~1.134 [600pips] | 0.004 [40pips;16本] |
運用設定の作成において次の内容を考慮しています。
- FX会社は、代用FXかつ少額運用(1000通貨取引)できるauカブコムFXを利用。
- マネースクエアの世界戦略とほぼ同レンジ。万一のレンジアウト時の対応などを参考にできる。
- 証拠金24万円。マネスクの想定資金は100万円で規模が異なるためトラップ幅を調整。
- 自動でなく、手動でのトラリピのためトラップ幅を狭くしすぎると手間。少し広めで通貨数を上げる。
チャートに落とし込むと次のようになります。auカブコムのユーザーインターフェースは本当に慣れません。。。


リスクを一定に保つ場合の対応
先ほどの運用設定は、初期投資元金30万円の場合です。
リスクを一定に保ってもいい場合、運用資金が増えるにつれてトラップ幅を狭くします。インデックス投資がメインであること、手動トラリピであることを考慮し、私の場合は20pips程度まで狭くします。



さらに運用資金が大きくなるなら、それ以上はトラップ数(ポジション数)でなく通貨数を上げることを考えます。ポジション数の増えすぎは管理も大変で好きではありません。



トラップ数や通貨数を上げずにいくなら、利回りは落ちるけど、トラリピのリスクはどんどん下がるということね。(ロスカットレートが安全になっていく。)
運用額が増えてトラップ幅を40pipsから20pipsにするのであれば、推奨証拠金は約42万円となります。株式評価額が50万円程度(代用FX証拠金=50万円×70%+現金10万円=45万円)で可能と考えています。
先ほどのシミュレーションで、株式評価額が50万円に達するのは、1年7か月後です。余裕を持って2年で達成したとします。


※図では投資元本200万円となっていますが、実際の入金の投資元本は150万円となります。
そこから残り8年間、トラリピの確定利益を0.5万円でなく、倍の1.0万円で試算した場合は約293万円。冒頭では期待する結果を249万円としましたが、正直に言うと最低限ここまでは狙っています。


※図では投資元本242万円となっていますが、実際の入金の投資元本は150万円となります。



株価が順調に年4%の複利効果で上昇した場合、かつトラリピにおいて損切り、ロスカット等の問題が発生しなかったという安易な想定の場合ね!!



それでも、通常のインデックス投資よりもリスクをとる価値はあると思って運用していきます。ロスカットなどへの対応は後述します。
上記は2年後からとしていますが、実際には運用資金の増加に伴い、付近のトラップ・ポジションから狭くしていく方法で実行していきます。
利益確定幅の検討と利確頻度
利益確定幅はバックテストから決めています。結果はこちらです。
利益確定幅 | 期間収益率 | 期間損益 |
---|---|---|
40 pips | 73.90% | 155,370 円 |
50 pips | 80.94% | 170,023 円 |
60 pips | 82.99% | 175,580 円 |
70 pips | 89.25% | 190,604 円 |
80 pips | 95.99% | 203,951 円 |
90 pips | 98.41% | 210,669 円 |
100 pips | 93.63% | 205,260 円 |
110 pips | 95.52% | 211,680 円 |
120 pips | 100.38% | 221,440 円 |
130 pips | 102.45% | 224,890 円 |
140 pips | 100.19% | 223,606 円 |
150 pips | 98.78% | 224,817 円 |
収益率が高いに越したことはないですが、代用FXの株式(ETF)の積立も進めていきたいことも考慮して90pipsとしました。



トラップ数、利益確定幅からすると頻繁に利益確定が発生することはなさそうです。毎日のチャリンに慣れている方は寂しく感じます。しかし、メインはインデックス投資であることを肝に銘じておきます。
それでも利益確定が少なくて寂しい!そんな場合は、次の初期設定でも良さそうです。利益確定頻度が上がり、バックテストでの利回りが同程度です。(私自身もいまだに悩んでいます。。。)
- 通貨数:0.1万通貨
- トラップ幅:0.002(20pips)
- 利益確定幅:0.008(80pips)
ロスカットレートの確認と対応方針
ロスカットレートは、マネースクエアの注文画面のリスク試算から行いました。3つのケースで試算しています。
ケース① | ケース② | ケース③ | |
---|---|---|---|
通貨数 | 0.2万通貨 | 0.2万通貨 | 0.1万通貨 |
証拠金 | 株20万円 現金10万円 | 現金30万円 | 株20万円 現金10万円 |
買い | 0.99351 | 0.97105 | 0.90369 |
ロスカット見積額 | 13.0万円 | 19.2万円 | 19.0万円 |
売り | 1.14445 | 1.16518 | 1.22736 |
ロスカット見積額 | 11.3万円 | 17.1万円 | 17.2万円 |
ケース①は今回の運用設定です。正直、ロスカットレートが近く心許ない、リスクをとっている状態です。確定利益、運用資産額が増えてくると徐々に安全圏になってきます。
また、今回一番きついのは運用開始直後に株価の大暴落に直面した場合です。一部現金として保有していますが、それでもロスカットレートがさらに近くなってしまいます。
今回、追加入金は想定していません。ロスカットが近くなってきた場合の対応は次の4つが考えられます。
- ポジションを一部損切りして延命する。
- ポジションを全部損切りして撤退する。
- 積立購入したETFを売却して維持率を回復する。
- マネースクエアの対応方針を真似る。
どれを選ぶのも自由ですが、私の場合は3又は4を考えています。
3は、インデックス投資がメインのため本意ではありませんが、トラリピの撤退を一旦回避するには有効です。
例えば、運用開始初期で危険な状態になり、ETFを売却して証拠金が現金30万円になった場合のロスカットレートがケース②です。少し安全圏となります。



ETFを売却して現金にすることで、維持率はこれまでの株価×70%→現金100%となり、維持率が回復、ロスカットレートが上がります。
4は、今回の運用設定のレンジをマネースクエアの戦略にほぼ合わせている理由でもあります。



マネースクエアの対応方針を真似できるのは心強い!
また、損切りもETFの売却もしたくない、トラリピはまったり過ぎでもいいんだ!という場合、運用設定の通貨数を0.2万通貨でなく0.1万通貨でいきしょう。この場合がケース③です。利回りは落ちますが、ロスカットの不安はかなり軽減されます。



トラリピの経験者は0.2万通貨、トラリピが初めての人は0.1万通貨で始めるのもいいかも。
以上がAUD/NZDのトラリピ運用設定です。続いてメインであるインデックス投資の戦略を見ていきます。
インデックス投資の戦略
積立銘柄=iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)
インデックス投資に使うETFは「iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)」とします。その名のとおりS&P500をベンチマークとし、実績十分、高い人気を誇るETFです。



今回の戦略では運用額が大きくありません。購入単価が低く、買い増ししやすいものを利用する必要があります。また、長期運用のため信託報酬も低いものを選択したいところです。
今回採用する1655は信託報酬0.077%(税込)、購入単価が5,000円弱と条件に合致します。
最新情報はこちらでご確認ください。→日本取引所グループ 銘柄一覧(ETF)


積立サイクル=月1万円入金+トラリピ確定利益
まずは初期投資元金30万円のうち、約20万円分のETF(1655)を購入します。



投資信託のように定額購入はできないため、ETF1655の購入単位である10口単位で購入します。私の場合、430口購入できました。
これ以降は、インデックス投資として月1万円の入金と、トラリピの確定利益でETFを購入していきます。



現在の価額(R5.9.1終値472.6円)からすれば、月1万円の入金分で20口購入できるね。



それに加えてトラリピの確定利益が5,000円程度になるごとに10口購入していきます。
初期費用で現金10万円を残しているため、例えば確定利益4,000円程度でも10口購入するなど柔軟に対応します。
トラリピの確定利益でもETF(1655)を購入することにより、通常のインデックス投資よりも高いパフォーマンスを狙います。(タッチで拡大できます。)


代用有価証券FXでAUD/NZDトラリピのまとめ
AUD/NZDのトラリピ運用初期設定を再掲します。
通貨ペア | 区分 | 通貨数 | レンジ幅 | トラップ幅 |
---|---|---|---|---|
AUD/NZD | 買い | 0.2万通貨 | 1.010~1.070 [600pips] | 0.004 [40pips;16本] |
売り | 0.2万通貨 | 1.074~1.134 [600pips] | 0.004 [40pips;16本] |
メインであるインデックス投資は、投資元金30万円のうち20万円でETF(1655)を購入。その後は月1万円の入金とトラリピの確定利益で追加購入していきます。
これらによりインデックス投資のみよりも高いパフォーマンスを狙います。運用実績も毎月公開していきます。



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