私は2017年ごろから投資信託での運用を始め、現在は約600万円の投資信託を運用しています。
今回は、私が実際に運用している投資信託3つを、おすすめ3選最強バランス型として紹介していきたいと思います。
大変おごそかなタイトルですが、本当におすすめだと思っています☆
手数料などの数値は2021年9月30日時点、私が実際に利用しているSBI証券の数値を引用しています。
バランス型ファンドで運用していたけど自分で各資産クラスの投資信託を運用してみたい。
全世界株式にするか悩んでいる。
自分でポートフォリオを組んでみたい。
そんな方たちの参考になればと思います。
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- 本ブログの運用実績に偽りはありませんが、その他の投資に関する情報は個人的見解を含みます。投資に関する決定は自らの判断と責任お願いします。
(2022.2.9追記)
現在の運用設定とは異なりますのでご注意ください。
最新の投資信託の運用実績はこちらです。

新たなポートフォリオ

ポートフォリオの変遷とともに紹介します。
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)・・・7割
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド・・・3割
eMAXIS Slim バランス(8資産均等)の確定利益=277,188円
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)・・・7割- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド・・・
3割80% - One-企業価値成長小型株ファンド(愛称:眼力)・・・5%
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim新興国株式インデックス・・・5%
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim先進国債券インデックス・・・定額100万円
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim先進国リートインデックス・・・5%
- 仮想通貨・・・5%(投資信託と同じポートフォリオに含めるつもりだった)
企業価値成長小型株ファンド(眼力)の確定利益=54,710円
eMAXIS Slim 先進国債券の確定利益= 5,865円
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド・・・
80%85% One-企業価値成長小型株ファンド(愛称:眼力)・・・5%- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim新興国株式インデックス・・・
5%10% 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim先進国債券インデックス・・・定額100万円- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim先進国リートインデックス・・・5%
仮想通貨・・・5%(投資信託のポートフォリオとは別で管理する。)
現在の含み益=461,022円(2021年9月30日時点)

投資信託おすすめ3選の概要と所感

ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 日本を除く主要先進国の株式に投資することによりMSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。
- 売買手数料:ノーロード
- 信託報酬:0.1023%以内
- 信託財産留保額:なし
- 解約手数料:なし
これまで解約せずに生き残ってきた、我が家の複利運用の核です。
最近ではどのインデックスファンドでも信託報酬は低いですが、やはり信託報酬0.1023%は低くて立派。
ポートフォリオの割合は100%から後述の2つのファンドの割合を除き、85%としました。
これまでも、そしてこれからも先進国株式は引き続きこちらを利用。
我が家の積立NISAでは全額、この<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを積立しています。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim新興国株式インデックス
- 新興国の株式市場に投資することによりMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。
- 売買手数料:ノーロード
- 信託報酬:0.187%以内(受益者還元型信託報酬)
- 信託財産留保額:なし
- 解約手数料:なし


新興国株式は値動きが激しいクラスに分類されますが、積立投資及びリバランスにより長期的に見て高いリターンを目指します。
今後もアメリカ一強という意見は多いですが、数十年単位の投資において中国やインドへの投資は含めるべきと判断しています。
新興国株式は信託報酬は高い傾向にあるため、最安の信託報酬を目指すeMAXIS Slimシリーズが最善でしょう。
ポートフォリオの割合は、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)の構成割合である13.9%を参考に、それよりも少し小さい割合10%とします。

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim先進国リートインデックス
- 日本を除く先進国のリートに投資することによりS&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。
- 売買手数料:ノーロード
- 信託報酬:0.22%以内(受益者還元型信託報酬)
- 信託財産留保額:なし
- 解約手数料:なし

リートについては市場規模を考慮して日本及び新興国のリートには投資せず、先進国リート一本とします。
ミドルリスク、ミドルリターンと言われることが多いですが、株式並みに値動きが激しいです。
しかし、株式並みの値動きであっても先進国株式とは異なるタイミングで高騰、下落するため、いいリスク分散になります。
そして積立投資及びリバランスにより、長期的に見て高いリターンを目指します。
リートのファンドも信託報酬は高い傾向にあるため、最安の信託報酬を目指すeMAXIS Slimシリーズが最善でしょう。
長期でのリターンに加えリスク分散の意味合いで保有するため、ポートフォリオの割合は高すぎない5%とします。
先日から米株が大幅下落し、 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド が前日比-1.54%だったときでも、eMAXIS Slim先進国リートインデックスは-0.3%とリスク緩和・分散されています。
全世界株式1本にしない理由

最近は、
- eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード)
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)
など、それ1本で全世界株式に投資でき、信託報酬も低く、自動でリバランスしてくれるため何も言うことありません。
何も手間をかけたくない方は上記のいずれかでの積立がおすすめできます。
しかし、私の場合は次の理由で全世界株式1本にしていません。
リバランスのタイミング
過去の傾向からすると、先進国株式インデックスの好調な時期と新興国株式インデックスの好調な時期は異なります。
せっかく伸びているインデックスを早々にリバランスしてしまっては、得られるはずの利益を逃してしまいます。
伸びているインデックスは一定期間そのまま伸ばし、下がっているインデックスは一定期間そのまま下げておき、1年ごとくらいにリバランスする方がトータルリターンは良くなると考えています。
利益確定のタイミング
これまで積み上げてきた投資信託を解約していくのはもったいない気がしてしまって、なかなかタイミングが難しいですよね。
しかし、FIREを無事達成できた場合には一定額の解約をし、生活費にあてる必要がでてきます。
全世界株式ファンド1本だと、好調な時期は好調な時期で解約したくない心理が働き、不調な時期は不調な時期で資産が目減りするため解約したくない心理が働いてしまい、ストレスを抱える。
そんなときに、いくつかのファンドを保有していると、優先して解約していくファンドを選びやすいです。
例えば今回のおすすめ3選の場合、感覚的に私はおそらく先進国リートから解約していくでしょう。
含み益分を解約しつくしたら、元本は切り崩さずに残り2つのファンドのどちらかを解約していきます。
そのときに選ぶのは、先進国か新興国の好調な方の株式インデックスを取り崩し、不調な株式インデックスは復調するのを待ちます。
以上のように、長い目で見てできるだけ多くの利益を獲得でき、将来利益確定をしやすいことを想定し、全世界株式1本にはしないこととしました。
少し脱線しますが、リバランス、利益確定のタイミングは税金も加味して行うべきです。
日本では所得税において累進課税が採用されているため、税率が上がる際の所得にいる人は利益確定するかしないかで税率が数パーセント、数十パーセント変わってきてしまいます。
金額にして数万円、数十万円単位の損得が変わります。
また、声を大にして言えませんが、配偶者分や扶養親族分を運用している方についても、利益確定するかしないかで配偶者控除や扶養控除の有無が変わってくる場合もあります。
これも数万円単位で損得が変わります。
今回の話とは性質が異なるため、またの機会に詳細に記事にしたいと思います。
アメリカ(S&P500など)1本にしない理由

「アメリカの経済成長率が最も高い、不景気からの復帰が早い、投資家保護の制度が整っている」といった理由で、S&P500などのアメリカ株式をベンチマークとする投資信託1本という方もよくいらっしゃいます。
確かにここ数年のアメリカ市場の株価上昇は素晴らしいものがありますが、いつまで続くかは誰にも分からないことです。
私の場合は次のとおり、リスク分散を重視しています。
- 先進国株式→ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド:85%
- 新興国株式→三菱UFJ国際-eMAXIS Slim新興国株式インデックス:10%
- 日本株式→高配当・優待の個別株:約180万円(2021年9月30日時点の評価額)
- 先進国リート→三菱UFJ国際-eMAXIS Slim先進国リートインデックス:5%
とくにここ最近のNYダウやNASDAQの値動きを見ると、米国1本にしておくことの怖さを感じます。
先ほども述べましたが、今後もアメリカ一強の確度は強いかもしれませんが、数十年単位の投資において中国やインドへの投資は含めておいて損はないと思っています。
ポートフォリオの変更経緯

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の解約【第1期】
2021年8月、約4年間愛用していたeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)を解約しました。
解約理由については次の3点です。
市場規模の大小にかかわらず同割合の分散投資
「国内リート」や「新興国債券」のような市場規模が小さい資産クラスを「先進国株式」や「先進国債券」のような市場規模が大きい資産クラスと同じ割合で組み入れているため、市場規模の小さい資産クラスの割合が大きくなっています。
多少は市場規模に合った資産クラスの割合(時価総額加重平均型)にしておく必要があると感じていました。
利益の芽を摘んでしまう
バランス型のファンドは、ファンド会社が自動でリバランスを行ってくれるというメリットがあります。
しかし、伸びている資産クラスはある程度リバランスせずに伸ばす方が最終的な利益が大きくなるとも考えられます。
少しずつ自動でリバランスされるのではなく、1年ごとくらいに自分でリバランスすることを選択しました。
現金や個別株を含めたポートフォリオを考慮しづらい
現金や個別株を持っている場合、それらを加味した上でポートフォリオを組む必要がありますが、バランス型の場合それが難しいです。
特に日本債券はリスク・リターンが低く現金との差異を見出しづらいため、現金と合わせてポートフォリオを考慮する必要がある。
また、日本株は個別株を持っていることを考慮してポートフォリオを組む必要があると感じました。
これらの理由により、第1期で大活躍したeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)を解約することとなりました。
確定利益は277,188円でした。
企業価値成長小型株ファンド(愛称:眼力)の解約【第2期】
おすすめ5選で最強バランス型のポートフォリオで紹介した、私のおすすめ目玉ファンドの『One-企業価値成長小型株ファンド(愛称:眼力)』。
- 小型株市場の中から、利益成長による将来のROE水準やその改善に着目し、企業価値の成長が見込める銘柄を選定することにより、中長期的な値上がり益の獲得を目指す。
30~60銘柄をプロが厳選。 - 売買手数料:ノーロード
- 信託報酬:1.595%
- 信託財産留保額:0.3%
- 解約手数料:なし
しかし、状況が変わりました。
2021年9月2日から新規買付が停止されました。
大人気かつ運用状況がよすぎて、純資産残高が運用上限の500億円に到達したのです。
新規買付ができないだけのため継続保有は可能ですが、私が目指しているのは再現性のあるFIRE達成です。
FIREを達成できた際に、誰でもまねしてできるような状況が望ましいと思っているので、今後も買付ができないものは止めておこうと決断しました。
タイミングよく日本株が好調だったこともあり、短い期間、たった1か月で54,710円もの利益を確定しました。
代わりの日本株ファンドはいらないのかという点ですが、日本の個別株を保有している場合は不要と判断。
今月(2021年9月)は日本株が好調であり、企業価値成長小型株ファンドと個別株の含み益がかなり増加しました。
反対に、不調な場合にはかなりの含み損をかかえるだろうなと、改めて感じることができました。
日本株ファンドをポートフォリオに入れるか悩んでいる方は参考にしてみてください。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim先進国債券インデックスの解約【第2期】
- 日本を除く先進国の債券に投資することによりFTSE世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。
- 売買手数料:ノーロード
- 信託報酬:0.154%以内(受益者還元型信託報酬)
- 信託財産留保額:なし
- 解約手数料:なし

わたくしごとですが、妻から私(夫)がいなくてもわかるようにしておいてよと言われました。
これがなかなか難しい、自分ではあれこれ工夫したい。
けど、確かに私がいなくても、少しでも分かりよい方がいいと思いました。
現金300万円(口座3つ×100万円)と先進国債券インデックス100万円の計400万円(1年間の生活費分)は確保しておくという考えのもと、先進国債券を保有していました。
今回、先進国債券は解約し、1年間の生活費は現金で確保しておくことにします。
そして、よく考えるとこれでよかったと思っています。
いざ多額の現金がいるよってなったときに、投資信託を解約しても数日のタイムラグがあるため、現金の方が困ることがなさそうです。
先進国債券は年率-2%~+2%くらいなのであれば現金をもつことの柔軟性をとる方がメリットありそうです。
確定利益は 5,865円 でした。
仮想通貨【第2期】
前回は、投資信託のポートフォリオに仮想通貨を含めることを想定していました。
しかし、やってみると分かったのですがとってもとっても管理しづらい!
これから仮想通貨の積立を考えている方、投資信託のポートフォリオに含めるのはやめておきましょう!
ということで投資信託のポートフォリオには含めずに、単に毎月○円積立するという形にします。
ただし、まだまだ仮想通貨は不安定なところがあるため、家計に影響のない範囲3~5%くらいに収めるつもりです。
保有することを辞めたわけではありません。
仮想通貨の積立は続けていきます!
第1期、第2期のポートフォリオの詳細
第1期のポートフォリオにしていた詳細は次の記事で紹介しています。
を解約した理由-300x169.jpg)
第2期のポートフォリオにしていた詳細は次の記事で紹介しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
第2期に比べるとかなりすっきりしました。皆さんにもまねしてもらいやすい。
すぐにポートフォリオを変更すると信用を失ってしまいそうですが、今回の見直しで当面は変更せずに済みそうです。
今回のまとめです。
- 投資信託おすすめ3選で最強バランス型は、
・ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド:85%
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim新興国株式インデックス:10%
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim先進国リートインデックス:5%
- 日本株式インデックスファンドは、高配当・優待の個別株を保有しているなら、なくても構わない。
- 先進国債券(年利-2%~+2%)を保有するくらいなら現金保有で構わない。
- 仮想通貨は投資信託のポートフォリオとは別で考える方が管理しやすい。
投資信託のポートフォリオをどうしようか悩んでいる方に少しでも参考になればと思います。
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